懐かしくて新鮮な箒


先日、秋田駅近くの仲小路でのイベント「なかの市」に参加してきました。

初めての参加で、ワクワクでドキドキ( *´艸`)

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今回感じてきたのが「懐かしくて新鮮な箒」

愛好家の方が嬉しそうに近寄ってきて語り始めてきました。

その方は、棕櫚の箒が大好きなそうで

「静かで、埃が舞わず、傷がつかなくて、気持ちがよいから掃除がしたくなるんです。」

と楽しそうに教えてくれました。

掃除がしたくなる家庭って、どんな家族なんだろうって考えてみたよ。

「笑顔」がいっぱいで明るい家庭なんだろうなぁ(*´ω`*)

 

そして、こんな若い方が箒を買って行ってくれました。

箒は千年以上昔からあるおそうじ道具なんだけど、

掃除機が進化して、家庭から姿を消して行ってます。

そのせいなのか、職人さんの箒は、若い方にとって

「可愛い」「カッコイイ」と新鮮に見えるみたいです。

手に取ってみながら、使う場所を考えて何だか楽しそうでした。

「この箒から使ってみます。」と女の方。

「はたきと箒と迷ったけど、この箒に決めました。」と男の方。

 

「おそうじをしたくなる気持ち」

「大切にする心」

「思いやりの心」

 

きっと、人の手がかかった道具だからこそ、

そんな気持ちにさせてくれるのかもしれないなぁ。

嬉しい気持ちになって終わった、「なかの市」でした。